育成環境について
今日は育成環境の紹介をします。
自分の環境と比べながら読んで頂けると嬉しいです。
以前に少し触れましたが、北海道の札幌市で日当たりの良いマンションの6Fで
育成しています。環境として何を目指すのかと言えば。。。
それはズバリ!ハオルチアの聖地 南アフリカ共和国のケープタウンです!
生息地は主にケープタウンの高地で、最高気温は30℃、最低気温約10℃前後。
湿度に関しては耐乾性がありながらも、多湿を好みます。簡単に言うと、日中は
温度上げて夜は下げてってことです!
底石が乾き気味なら底から水がたっぷり溢れるまでお水あげましょう!
この条件が満たせるなら冬は水を切って休眠させなくても年中成長します。
湿度のコントロールはサーキュレーターや小型扇風機で行うとして、優先度から
言えば日照と温度がまず一番大切です。
最初は出来るだけ太陽の光で育ててあげたい!当然みんなもそぉ思いますよね。
なんなら温室あれば最高だな~なんて。
家の中を見渡し、色々な場所が候補にあがります。
最高温度を優先すると最低温度が取れず、日照を優先すると温度差がとれずと
条件に当てはまる場所が見つかりません。
北海道の冬はめちゃくちゃ寒いので家の気密性が比較的高く、温度差も作りづ
らいです。行き着いた先は自作温室でした。
出来るだけ夜間気温が下がる場所で簡易温室を自作する事にしました。
理由は高温と低温どっちが作り易いか考えた結果でした。
そこそこしっかり囲ってヒーター付ければ高温は確保できます。ヒーターを切れ
ば自然と温度が下がりますので。しかも北海道の夏は本州程暑くはなりません。
スペックは上記の通りです。
この温室は上段の高さが1番あり、花芽が出てきた子をここに置き受粉します。
中段は比較的照度の弱いライトで調子の上がらない子やまだ発根が確認出来てい
ない子専用で、言ってみればICU的な感じです。
下段は高さが35cmで照度が5~7万Lux程度なのでアガべ、コノフィツム
リトープス、パキポディウムなどを意識したスペースです。
ハオルチアを置く時は遮光ネットで3万Luxくらいまで減光して配置しています。
気密性はそこまでですが、200wのヒーターを朝5時頃からこまめにON/OFF
しながら12時に35℃前後になり、そこから16時ころまでに緩やかに20℃
付近に下がって来るように設定しています。
帰宅後カバーを外し網戸にして、24時まで外気を取り入れ10℃付近まで下が
ります。基本はIoT管理なので職場からでも操作可能となっています。
問題は夏です!
本州程に問題にはなりませんが、夏の夜の最低気温が下げられないことが1番の
悩みどころです。
エアコンを入れても18℃が限界でしょうからさてどぉしましょうか。。。
今は植物達にとって最も活力のみなぎるこの季節を一緒に堪能しつつ、夏の秘策
の準備に取り掛かろうと思います。
といってもたいした秘策でも無いので完成したら報告したいと思います。
でわでわ(´∀`)ノシ