ハオルチアの育て方
栽培環境・日当たり・置き場
ハオルチアの育て方については数多くの本が出版されています。
そのすべては本州の環境を前提にした内容で、北海道の特殊な環境にあった
指導内容のものは皆無と言えます。
さらに道内でも日本海側は、一年の約三分の一が雪に閉ざされ、植物を育て
るのに必要な日照時間も少ないのが現状です。
そのような悪条件の下でも、工夫ひとつで本州の栽培家と遜色ない実績を納
めることが出来るのもハオルチアの魅力の一つです。
まず、ハオルチアは光と温度があれば年中生長します。
特に3月から6月ごろの春から初夏までと、9月から11月の秋に良く生育
するのは北海道も本州と代わり有りません。
本州をベースにした指導書の多くでは、それ以外の暑い夏期と寒い冬期には
水やりを控え、休眠させるとありますが、それは1年を通して戸外で育てる
本州の暖地でのことであって、北海道の夏期は戸外でしかも地面に近い高さ
であれば休眠させる必要は無く、冬期は自宅へ取り込んで水やりを続けて成
長させることも出来ます。
理想は温室内での栽培ですが、温室の建設費や毎冬の暖房費などの維持管理
に要する費用が大きな負担となりますので、現実はそう簡単ではありません。
そこで、冬期は外光が斜めから差し込むので、自宅の窓際に鉢を並べること
で採光が可能となります。
夜間は5℃を下回らなければOKです。要するに光が十分に採れて、夜間が
低温になることが成長に必要な条件なのです。
ハオルチアは強い光では日焼けで生育障害を招いたり、みずみずしさがなく
なったりします。夏期の直射日光は10万ルックス以上になりますので、概
ね1万から3万ルックス程度の下で育てると、形良く育てることが出来ます。
そのためには照度計を購入して、育てている種類に適した照度を見つけて行
くことがポイントになります。
いまでも眺めていたくなるような植物に育つかどうか。。。
後は貴方の探究心次第と言えましょう。
と師匠が言っていました。
でわでわ(´∀`)ノシ